冬季企画展
『 阿吽の狛犬フォトグラフ 古写真を中心に辿る出雲唐獅子

阿吽の狛犬フォトグラフ

「阿吽の狛犬フォトグラフ」裏面

 

関東の「江戸狛犬」、関西の「浪花狛犬」とともに、日本三大狛犬と称されることもある

「出雲狛犬」(出雲唐獅子)は、出雲地方の伝統的な石材である来待石を用いて、

江戸時代から製作されてきた石造狛犬です。

その分布域は主に日本海沿岸地域を中心に、北海道から九州北部まで、広範囲にわたっています。

 

今回の企画展では、戦前に発行された絵葉書を中心とした古写真資料などによって、

各地に運ばれていった出雲狛犬を紹介するとともに、

狛犬を製作していた石材店や石工に関する資料なども紹介し、その歴史や分布を辿ります。

 

【主な展示資料】(予定)

・松江石工 石谷為七 関連資料:『石谷家資料』)

・松江石工 中村乙右衛門 関連資料:『中村家資料』

・昭和の名工 新出九一郎(にいで くいちろう)作の居獅子(阿形・吽形)

・現代の名工 伊藤暢保(いとう みちほ)氏 作の居獅子(吽形)

・石像彫刻家 坪内正史(つぼうち まさし)氏 作の勇獅子(阿形)

・『出雲石製品型録』 ※ 昭和初期の来待石製品カタログ

 など

 

※ 当館の敷地内(屋外)では、実物の狛犬も常設展示しています。

 (ミュージアム前:天保期の勇獅子1対、昭和期の居獅子1対、来待石工房横:文化期の居獅子1対)

 

  • 主  催  (一財)宍道湖西岸森と自然財団 モニュメント・ミュージアム 来待ストーン
  • 後  援    来待石灯ろう協同組合
  • 協  力  (公財)交通文化振興財団 交通資料調査センター 
  • 開  催  2024年12月11日(水)~2025年3月10日(月)
  • 時  間  9:00~17:00(最終入館は16:30)
  • 場  所  来待ストーン ミュージアム展示室
  • 料  金  一 般:390円 / 小中学生:190円
  • 休 館 日  毎週火曜日(火曜祝日の場合は翌平日)・年末年始(12月29日~1月2日)
  • お問合せ  モニュメント・ミュージアム 来待ストーン TEL:0852-66-9050

pdfファイル「阿吽の狛犬フォトグラフ」をダウンロードする(PDF:3.2MB)