冬季企画展「阿吽の狛犬フォトグラフ」 開催のお知らせ
2024年11月06日
来待ストーン 令和6(2024)年度 冬季企画展
「阿吽の狛犬フォトグラフ 古写真を中心に辿る出雲唐獅子」を
令和6年(2024)年12月11日(水)から開催いたします。
冬季企画展
『 阿吽の狛犬フォトグラフ 古写真を中心に辿る出雲唐獅子 』
関東の「江戸狛犬」、関西の「浪花狛犬」とともに、日本三大狛犬と称されることもある
「出雲狛犬」(出雲唐獅子)は、出雲地方の伝統的な石材である来待石を用いて、
江戸時代から製作されてきた石造狛犬です。
その分布域は主に日本海沿岸地域を中心に、北海道から九州北部まで、広範囲にわたっています。
今回の企画展では、戦前に発行された絵葉書を中心とした古写真資料などによって、
各地に運ばれていった出雲狛犬を紹介するとともに、
狛犬を製作していた石材店や石工に関する資料なども紹介し、その歴史や分布を辿ります。
【主な展示資料】(予定)
・松江石工 石谷為七 関連資料:『石谷家資料』)
・松江石工 中村乙右衛門 関連資料:『中村家資料』
・昭和の名工 新出九一郎(にいで くいちろう)作の居獅子(阿形・吽形)
・現代の名工 伊藤暢保(いとう みちほ)氏 作の居獅子(吽形)
・石像彫刻家 坪内正史(つぼうち まさし)氏 作の勇獅子(阿形)
・『出雲石製品型録』 ※ 昭和初期の来待石製品カタログ
など
※ 当館の敷地内(屋外)では、実物の狛犬も常設展示しています。
(ミュージアム前:天保期の勇獅子1対、昭和期の居獅子1対、来待石工房横:文化期の居獅子1対)
- 主 催 (一財)宍道湖西岸森と自然財団 モニュメント・ミュージアム 来待ストーン
- 後 援 来待石灯ろう協同組合
- 協 力 (公財)交通文化振興財団 交通資料調査センター
- 開 催 2024年12月11日(水)~2025年3月10日(月)
- 時 間 9:00~17:00(最終入館は16:30)
- 場 所 来待ストーン ミュージアム展示室
- 料 金 一 般:390円 / 小中学生:190円
- 休 館 日 毎週火曜日(火曜祝日の場合は翌平日)・年末年始(12月29日~1月2日)
- お問合せ モニュメント・ミュージアム 来待ストーン TEL:0852-66-9050