来待ストーン NEWS LETTER 3月号発行しました
2025年02月22日
来待ストーンでは、令和3年度より毎月NEWS LETTERを発行し、
来待ストーンの情報をいち早く地域の皆さまにお届けしています。
今回は、令和6年度冬季企画展 「阿吽の狛犬フォトグラフ 古写真を中心に辿る出雲唐獅子」にて展示している資料2点を紹介しています。
【 出雲狛犬 】(出雲唐獅子)
出雲狛犬は、来待石を用いて江戸時代から製作されてきた参道石造狛犬です。
日本海航路などを介して全国各地に運ばれ、その分布圏域は日本海沿岸部を中心に、北海道から九州北部まで広範囲にわたっています。
(1) 掛軸:灯ろうの図などとともに、居獅子(いじし)の図が表装されています。
※ 松江石橋町の石工・中村乙右衛門(1817~1889年)の関連資料
※ 居獅子:座型の出雲狛犬(構え型の出雲狛犬は「勇獅子」:いさみじし)
※ この掛軸についての詳細は『来待ストーン研究1』に掲載されています。
https://www.kimachistone.com/about_kimachistone/books/10
(2) 唐獅子図:円形の台座に載せられた居獅子が描かれています
※ 松江で石材店を営んでいた石谷家に伝来していた資料
戦前に発行された写真絵葉書を中心とした古写真約100点も、パネルで紹介しています。
企画展の会期は、3月10日(月)までです。
NEWS LETTERはコチラから閲覧できます。