来待ストーンでは、令和3年度より毎月NEWS LETTERを発行し、

来待ストーンの情報をいち早く地域の皆さまにお届けしています。

 

今回は、令和6年度冬季企画展 「阿吽の狛犬フォトグラフ 古写真を中心に辿る出雲唐獅子」にて展示している資料2点を紹介しています。

来待ストーンNEWSレター 3月号

【 出雲狛犬 】(出雲唐獅子)

出雲狛犬は、来待石を用いて江戸時代から製作されてきた参道石造狛犬です。

日本海航路などを介して全国各地に運ばれ、その分布圏域は日本海沿岸部を中心に、北海道から九州北部まで広範囲にわたっています。

(1) 掛軸:灯ろうの図などとともに、居獅子(いじし)の図が表装されています。

     ※ 松江石橋町の石工・中村乙右衛門(1817~1889年)の関連資料

     ※ 居獅子:座型の出雲狛犬(構え型の出雲狛犬は「勇獅子」:いさみじし)

     ※ この掛軸についての詳細は『来待ストーン研究1』に掲載されています。

       https://www.kimachistone.com/about_kimachistone/books/10

(2) 唐獅子図:円形の台座に載せられた居獅子が描かれています

    ※ 松江で石材店を営んでいた石谷家に伝来していた資料   

戦前に発行された写真絵葉書を中心とした古写真約100点も、パネルで紹介しています。

企画展の会期は、3月10日(月)までです。

 

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https://www.kimachistone.com/report/letter/